MOTHERS LOVEと聞いて、何を想像するでしょうか。
その名の通り、母の愛と訳する人もいれば、この言葉を読んで、何か胸の内から込み上げてくるものが出てくる人もいるでしょう。
“MOTHERS LOVE”は、実は苔の花言葉。
苔というと、とても地味なものに思えるかもしれませんが、MOTHERS LOVEという言葉がつけられたように
古代から私たち地球上に生きている生物全てを守ってきた、まさに母の愛のごとくに守り続けてきた植物なのです。
難しい話はこのブログの中で少しずつ話をしていこうと思うけれど、その前に、何故私が苔という植物に魅せられたかを
話していきましょう。
今から4年ちょっと前に、私の体は癌という病気に侵されました。
29歳から30歳という、人生の転機とも言える年齢になった年の事です。
パートナーとの結婚を考え始めていた時期に、まさかの病気。
しかもその癌は、私の体を生涯子供の産めない身体にしてしまったのです。
小さな頃から「お母さん」になることが夢だった私に、その病気は非情な仕打ちを与えたのです。
姉がすでに3人の子供を産んでいたので赤ちゃんに触れる機会は多かった分、自分で産めないという哀しみは日々募るばかりでした。
すべすべしたリンゴと、もっちりしたマシュマロを組み合わせたかのようなほっぺ、
ミルクの香りがする肌、抱き上げた時の赤ちゃん特有の柔らかさ・・・
神様というのは、どういったくじ引きをしているのか真剣に考えた事もありました。
人間の体を天上の神様が見えない糸でつなげていて、人生をドラマチックにするために
たまに糸を引いて、「今日は病気になる人」とか、「今日は交通事故に遭う人」とか決めているんではないのかな?と。
そんな事を考えているうちに、手術の後の1年は猛スピードで過ぎていきました。